拍手が少ない時は自作でカバー(笑

今日の東方拍手

>「仕事から帰ってインするの〜が♪ 楽しみでしょうがな〜い〜♪」

パパラッチさん夫妻は、幻想郷一の雑学夫妻でもあると思います(笑
やーばい、マジで「定期このエッチ!(・∀・)」さんと同等かそれ以上の知識保有者なのではないかと(笑


そうか、これが礼の「もこたんインしたお!」の元か(笑/ぐぐった


>ふみ?アルキュン百鬼夜行をご希望?


――って、ちょ、うわああああああ!? …………あ、あれ?
何も……無い?


「ふみ……おっかしいなぁ。最大出力で萃めた筈なんだけど」


小首を傾げる萃香
……確かに、おかしい。
彼女の能力である『萃める力』は並大抵――尋常のものじゃない。
この幻想郷から――いや、下手をすれば外界からだって、思い描いたものを『萃めて』しまう。
伊達や酔狂で『鬼』を名乗ってるわけじゃないって言うことだ。


にも関わらず、『百鬼夜行』に働きかけた萃香の能力が、何も呼び寄せられなかったなんて――


「まあ、たまにはこういうこともあると思いますぅ」
「正に『鬼の霍乱』と言うところかしら?」


いやそんな、ギャグ言ってるわけじゃな…………い…………?


「何をそんなところで「ぼうっ」としてるのですか?
 私の知る限りでは、貴方に夢遊病の癖は無かったと思いますが」


……ええと。
ちょっと待て?


何か目の前にこう、おかしな情景が展開しているような気がするぞー落ち着けー落ち着けー深呼吸すーはーすーはー。

「今度は何を焦っているのですか。
 日本では確か、そういう時は掌に『人』の文字を三度描いて飲み込むといいと聞きますが」


妙なこと知ってますね……っと、人人人……ごくん。


「落ち着きましたか?」


はい、ありが――何でこんなところに泉の精さん達がいるんですかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?


「何でって……呼ばれたからですよ?」
「この子も、あの子も……私も。精霊に与える令としては最大に効力を持つ力で召集がかけられたのよ」
「貴方の仕業では無いのですか?」


いや、そんなことは……ことは……って――まさか。


萃香が、あつめたのって――


「あら貴女、随分といい呑みっぷりね」
「ふみゅ、まあ『鬼』だからねぇ、私は。……見たとこあんた達は南蛮の幻想みたいだけど」
「この時代を考えれば、もう南蛮も東洋も薄れてるけれどね……まあ、それより呑みなさい」
「〜♪」


ってもう順応してるし!?


「よ〜し、じゃあ今日は――このまま宴会にご〜♪ みんな集まれ〜w」


待っておかしいよおかしいよねこの展開!?
てか待て、幻想郷と『泉の精』世界って別世界じゃなかったのかよ!?


「いやまあ、そうなんすけど……ほら、オレがSSで『繋げ』ちまいましたし」


連さぁぁぁぁぁぁんっ!?
てか、マジかっ、アトリに続いて今回の宴会は泉の精さんもいるのかっ!?


「あー、前のシンデレラの時も結構演技じゃなくてマジっぽかったですしねぇ。今日は血の雨が降るかな」


ちょ、待ってオレの惨殺確定ッ!?


「……さて、まだ話を少しばかり聞いたばかりですが、詳しくお話していただきましょうか?」(ぶいん


ギャ━━━(・∀・)━━━ス!!
幾ら蘇生能力がこっちではあるからって、痛いものは痛いっていうか、うわちょっと待ってそのハリセン『泉の剣エクスカリバー』とか銘打って――!?


ポケットの底で、ちりんと鈴の音がなる。
それは、このどたばたの状況を何所かで楽しんでいるような。


悪戯げな――響きだった――


ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ……(フェードアウト)