所感

まず、何よりこれから新規購入するにあたって気になると思われる点から。

  • 戦車の数は合計で12台(ステ画面でも12のシャッターが確認出来るのでネタバレにはならないはず)
  • 従来の人間3・イヌ1仕様。人間は最大でも三人しか入らず、どうしても最後はイヌに
  • 装甲タイルによる速度低下とかの萎える仕様は全廃
  • 賞金首の数は20体以上
  • まさかの敵キャラ・味方キャラの全ドット絵
  • 戦闘バランスが調整されているようでされていないメタルマックスらしい』絶妙な味わい


こんな感じです。特に驚きは敵キャラのフルドット。フィールドマップは3Dで描かれたところを2Dキャラがてくてく歩いているのですが、戦闘画面は背景から敵から全てこのご時世にドットです。しかもそれぞれが固有のアニメーションを持っているときたもんだ。ぬるっぬる動きます。
戦闘に関しては、2やRで猛威を振るった迎撃システムにテコ入れが入りました。具体的にはAMパトリオットやレーザーゴーゴンが「SE」扱いになり、個別に弾倉が用意されたこと。迎撃発動率がAMは5割・ゴーゴンは8割程度になり、更にゴーゴンも弾倉制限が設けられたうえ、迎撃率の高いゴーゴンは壊れやすく、弾倉がパトリオットよりも少ないという仕様に変更されました。
重量もそれなりにあるので、エンジン容量との兼ね合いになります。


それでも上位賞金首達の猛攻の前に、例え5割だろうと迎撃システムの恩恵は大きいので(後半だとただの雑魚すらミサイル乱射でSP800削るとか余裕)、産廃化したというよりはまともな形に再調整された、というところでしょうか。


しかし「煙幕花火」の命中率低下仕様の再現(MM2のように自分に使うのではなく、相手を煙幕に包んで命中率を下げる)・MM2同様「セメント弾」の防御力・攻撃力・素早さ低下にレジスト可能なボスがほぼ居ないという無双常態など、補助アイテム最強伝説は相変わらず。
煙幕はひどければ1ターンで効果が切れますし、セメント弾は仕様の指定ミスで『スパルク系の大砲でないと撃てない』(本来はロケット弾がその仕様だったにも関わらず、ロケット弾はどの主砲でも撃てるように)という制限がかかったことで、結果としてバランスが取れているようで取れていないようで採れている、正にぎりぎりの絶妙さを発揮しています。


お金を注ぎ込んだ戦車があればごり押し出来るのも相変わらずです。