文々。新聞 第123季 師走の○

誕生日という事で、なんとパパラッチさんからネタ拍手を頂いてしまいました。
連さん以外の方からネタ拍手というのは珍しい……ということで、早速掲載でございます。

文々。新聞 第123季 師走の○

夜雀の屋台がテーマソングを導入


 絶妙な蒲焼きと微妙な歌、そして鰻屋台のそれとは思えない斬新なサービス(注1)
でおなじみの夜雀の屋台がテーマソングを導入し、またも物好きの間で話題になっている。

 この珍妙な歌を考えたのは、外の世界の人間(自称)で屋台のカメラマンでもある東方パパラッチ(仮名)さん。
パパラッチさんは、旅先で河童に出会った事がきっかけでこの歌を思いついたという。パパラッチさんはこう語る。


「あの異変(注2)の事が紹介された後、たぶん河童の科学力によるものなんだろうね、
 外でおもしろい歌が流行ったんだよ。で考えたわけさ、ここじゃ鳥目のお客さんが多いじゃないか、
 まあ原因は判っているんだけど。ならお客さんにしてみたら、テーマソングでも流れている方が、
 よく見えない中を手探りで来るよりもずっといいんじゃないか、ってね」

 そもそもこの屋台は店主が喧しい、もとい屋台自体が普段割と賑やかなので
そのような物はなくても済むのではないかとも思っていたのだが、確かに最近では静かな日も多く、
普通の人間では気付かずにそのまま通り過ぎてしまうケースも見受けられた。
これからは、あの歌が聞こえる方へ進めば、鳥目初心者でも迷うことなく屋台にたどり着くことだろう。

 しかしこの歌、どうもどこかで聞いた気がする。裏が取れ次第、追って報告しようと思う。

  • 注1:スペルの当たり付き記念撮影とか、不埒な輩に特製激辛パイのサービスとか。
  • 注2:外の世界では「東方風神録」として紹介されているらしい。
東方パパラッチ&ミスティア

「ちんちんちんちんちんちんみ〜すち〜♪」

東方パパラッチ

「ちんちんちんちんちんちんみ〜すち〜♪ 夜雀の歌み〜すち〜♪」

ミスティア

「ちんちんちんちんちんちんみ〜すち〜♪ 鰻お〜いしいみ〜すち〜♪」

射命丸 文

「鰻だけではないようですけどね。ああ文です、お邪魔します」

ミスティア

「わ〜たし〜は歌うの〜が〜好き〜♪ でも本当は〜♪」

射命丸 文

「ってもしもーし、今日もこのパターンですかー!?」

ミスティア

「か〜ば焼〜き焼くのもちょ〜っと〜♪ ちょ〜っと好きで〜す〜♪
  ……って、何よいい所なのに〜」

射命丸 文

「やっぱりそのパターンなんですね。
 いいですよ、今日は特別、ちょっと多めにお持ちしていますので」

東方パパラッチ

「あー、古新聞っていろいろ便利だからねえ。
 暮れの大掃除に半田付けとかちょっとした作業、肌寒い時にも大活躍さ」

射命丸 文

「せっかくお届けしたばかりの新聞まで油取りやそんな事に使われるのは、
 新聞屋としては勘弁して欲しいところですけど」

ミスティア

「一秒前ならもう過去よ♪ で、食べてくんでしょ?
 か〜ば焼き♪ か〜ば焼き♪ う〜な〜ぎを焼〜いて♪」

射命丸 文

「ええもちろん。今日はその歌についても、お聞きしたいことがありますし」

ミスティア

「か〜ば焼き♪ や〜つ〜めが♪ じゅ〜うじゅ〜う♪」

射命丸 文

「どうでもいいのですけど、ヤツメウナギだけではないですよね」

東方パパラッチ

「あれ、そっちなのかい? 聞きたい事って」

ミスティア

「か〜ば焼き♪ か〜ば焼きを食べるのだ♪ 精つくぞ♪」

射命丸 文

「いいえ、あくまでそのテーマソングとやらの事です」

ミスティア

「か〜ば焼きを食〜べ〜よ〜う〜♪ はぁいお待たせ〜」

射命丸 文

「単刀直入にお聞きします。
 この曲って……ミスティアさんのテーマではありませんよね」

東方パパラッチ

「察しの通り、これはにとりのテーマだよ。……いわゆる替え歌って奴さ」

射命丸 文

「許可は取ってあるんですか?」

東方パパラッチ

「河童の科学力がいかに素晴らしいか、それを広めたい。
 ……そう言ったら、彼女は即オーケーしてくれたよ?」

射命丸 文

「……なぜか疑問形なんですね」

ミスティア

「少なくともダメとは言われてないわ〜。
 曲を使う代わりに、新しく河童ブランドをメニューに加えたのも、にとりんと約束した通りだし」

射命丸 文

「なるほど、確かにこの前よりはメニューが増えてますね。
 きゅうりのスティックに、……黄桜ですか?」

東方パパラッチ

ミスティア、追加頼む」

ミスティア

「はあい♪
 か〜ば焼き♪ か〜ば焼き♪ う〜な〜ぎを割〜いて♪」

射命丸 文

「いえ、歌はいいんですけど」

ミスティア

「か〜ば焼き♪ ど〜じょ〜う〜を♪ じゅ〜うじゅ〜う♪」

射命丸 文

「ドジョウも通常メニューなんですか?」

東方パパラッチ

「普通に騙すくらいなら、ちゃんとメニューに加えるさ」

ミスティア

「か〜ば焼き♪ か〜ば焼きを食べるのだ♪ 精つくぞ♪」

射命丸 文

「自覚はあったのですね……って」

東方パパラッチ

「さて、今日の記念に一こま撮ろうか」

射命丸 文

「きゃ、わかりましたからカメラとストロボはしまってください〜」

東方パパラッチ

「……と思ったけどごめん、最近というかここ二月ほど使ってなくてさ。
 たぶんバッテリーもほとんどない」

射命丸 文

「……はい??」

ミスティア

「か〜ば焼きを食〜べ〜よ〜う〜♪」(じゅうじゅう)


風神録ミスティアさん出てないのにいいのか!?w
まあ……いいか。ミスティアさん可愛いし(ぇー しかし本当にお忙しいのですな。
パパラッチさんというとカメラを良く使ってらっしゃる方というイメージがありましたしw


ああそうそう、肝心なこれを忘れてました。
っ「このプレゼントクーポンを次回ご来店時にお使いください。
 アルさんと慧音さんは無料、お連れの方(4名様まで)は3割引とさせていただきます。
 尚誠に勝手ながら、有効期限を次回のアルさんのお誕生日までとさせていただきます。
 みすち屋」

三割引とはでかい……w 久々に東方拍手のネタになりそうかも?
妹紅や萃香、永琳さんや輝夜さんを誘って一度遊びに行ってみましょうかな♪