FF3・リメイク

過去の記憶と照らし合わせながら、
エリアを仲間にして水の神殿辺りに到達するところまで行きました。
プレイ時間は軽く10時間ほど……この辺りで一度、所感などを書いてみましょう。


結論から言ってしまうと、
最近のゲームにしては珍しく『文句無しに買いを薦められる』出来栄えかと。


もっとも、文句も意識してつけようと思えば付けられなくもないんですよね。
気になった点、良いところと悪いところをピックアップしていくと……。

良いところ
  • 近年のスクウェアにしては珍しいくらい『ポリゴンに依存していない』。
  • バトルバランスが原版に近い絶妙さ。(=よく死ぬ)
  • っていうか、サラマンダー強! 泣きたいくらい強い(涙)
  • 魔法がきちんと回数制になっていることや「どこでもセーブ」の廃止(中断はあり)、
    果ては剣で十六回ヒットといった妙な場所の再現とか『空気読めてる』(爆死
  • 曲のアレンジは言うまでも無く。
    個人的にはボスを倒した時の『ばかかかかかかかっ!!』が再現されてたことに笑いましたw
  • 近年のFF臭は無い。
    キャラに性格付けがされた結果は、どちらかというとSFCのFF4や5の雰囲気に近い。
悪いところ
  • DSの限界に挑んでるのか、若干レスポンスが悪い
    (『ロード時間』がある。PS2のHDDにデータを突っ込んだゲームぐらい?)
  • 『悠久の風』のアレンジに関しては……FCのほうがいいかもしれない_| ̄|●|||
  • 既知の通り、主人公に名前と性格が備え付けられた
  • 敵の数が少なくなった(最大四匹、通常二匹……ハードの性能限界?)


と、いったところでしょう。
『意識してつけようとすれば文句も出せる』と言ったのは、
少なくとも自分がプレイしていて『悪いところ』で気分を損なった事は無かったから。
悠久の風は……他の曲がFCの雰囲気を出しつつ『進化』した中、『無難なアレンジ』と言うレベルです。
主人公の性格に関しては、良いところに書きましたが近代FFのような『臭み』は無く、4や5の雰囲気に近いですね。
敵の数に関しても、これで「楽になった」と考えるのは甘い。
一体一体の強さを絶妙引き上げることや、ボスに関しては二回攻撃等を行ってくる事で、
本当『全滅』が恐ろしいと感じる『絶妙な仕様』(笑 というか、バックアタックを喰らうと顔面の血が引きます(笑
ロードに関しては、プレイしているうちに『慣れました』。
カセット機器として考えるからアレなだけで……それくらいのロード時間です(笑


そういった些細な箇所が気にならないほど、やってて『面白い』のですよ。
フェニックスの尾は買えない、ボスの前でセーブも出来ない。
全滅すればもう一度マップを上りなおす必要がある中でのあの『ドキドキ感』。
アクティブタイムバトルではないのだから、冷静に考えれば長考できる筈なのに……。

「うおあああサラマンダーそこで炎を吐くか!? うあああ黒魔道士死んだあああ!!」(涙
「倒せ、倒せ、倒せ! ……何で死なないんだあああ!」(汗
「回復間に合え間に合え間に合え……よっしゃセーフ! 間に合ったぁあっ!!」

この『緊張』と『興奮』、まさかまた味わえるとは思ってませんでした(笑


所詮はリメイク作品ですから、以降の作品……FF13等には反映されないんでしょう、このゲーム性は。
でも、このDSのFF3は近年のスクウェアに絶望した人がもう一度あの頃を取り戻せる……そんな出来栄えです。
買って損無し! あの頃の記憶を掘り返しながら、もう一度プレイしてみては如何でしょうか♪




※ 追記 ※
……『サイトロ無限増殖』。
FF3やったことある人なら判ると思いますが。


やり方は、また違っているんですが……DS版、やっぱり魔法が増やせます(爆死
本当空気読めてるのな今回のスクウェア!?(笑
まさかこれまで再現してるとは思わなかった……(笑