ロスチャ感想『断片』その14。

第九話クリア。物語もいよいよ佳境?


もうこのあたりになってくると、迷う事無く『面白い』と断言できるのですが。
そんな中、プレイしてて疑問に思うのが、将路の心理面について。


なんか読んでておかしいんですよ、思考の展開が。
藍と出会い、いろいろな事を経験して変わっていく――はずなのに、
いざ彼のモノローグを追いかけていると藍と出会ったころから殆ど変わってないんですよね。
永遠に思考がループしていると言うか……。
にもかかわらず、突然要所要所でガラリと別人めいて成長した考え方になるから、
なんか凄く置いてきぼりというか「おいおい先刻言った事と違うんじゃないのか!?」と。
『そういうもの』と割り切ってしまえばいいだけの事なのでしょうが、
なまじ物語の中核に関わってるだけあって、なんだか将路の思案になるたびに物語にブレーキがかかってるような錯覚を感じます。


しかしそんな彼をよそに、物語はとうとう最終局面を迎えようとしています。
『スレッジハマー』……颱斗や聖はどうなるのか。生き延びられるのか……?