泉の精達がいる日々:『付け狙う人達は……』

まずは、泉の精拍手。
昨日見て吹きました(笑 何故なら……

泉の精達がいる日々:『付け狙う人達は……』

大樹の根元に佇む二人連れに注がれる鋭い視線。


アドラー

『小さな女の子連れ、漆黒のメイド服、犬耳。 間違いない、奴等だ。
 アドラーよりキング、目標を確認した。 攻撃許可を。』

『デルタ』

『デルタよりキング、小さな女の子を連れた耳付きがこちらにもいる。
 どちらか一方は囮か?』

『エコー』

『エコーよりキング、耳付き一人でもやっかいなのに二人も同時に相手にできるか!』

『キング』

『キングよりオールコマンド、現状維持せよ。
 アドラー、デルタは目標を追尾、指示があるまで手を出すな。』

『デルタ』

『こちらデルタ、了解。』

アドラー

『くっ……。 アドラー、了解。』



〜〜〜〜〜



大樹の根元の二人。
犬耳カチューシャを付け漆黒のメイド服を身に纏った女性が
小さな女の子の手を引いて足早に歩き始める。


漆黒のメイド服を纏った女性

「あの糞執事、またこっちを囮にしやがって。
 やっぱり待ち伏せされてる。 移動するぞ、アル。」

小さな女の子・アル

「僕、ちょっとくらい撃たれても大丈夫だから無理しないで。 
 大きくなったら必ずキャスをお嫁さんにするから……
 あのときの約束、忘れてないよね。」



円らな瞳で見上げられてキャスがぶっきらぼうに答える。


漆黒のメイド服を纏った女性・キャス

「ああ、純白のドレスを着てアルの横に立ってやるよ。 
 そのときまであたしが生きてたらな。」

アル

「だめだよ、絶対に生きるの!」

キャス

「あのな、アル。
 何度も言うがアルが大人になる頃にはあたしはおばさんになってるぞ。」

アル

「年の差なんて関係ないよ、でも具体的に何歳なの?」

キャス

「女性に年齢を聞くのは失礼なことだと教えただろう。」

アル

「キャスの意地悪。」



拗ねた表情で見上げられてキャスは呟きのような小さい声で答える。 


キャス

「二十四……永遠の二十四歳だ。」

アル

「きゃっ!」

キャス

「のんびり歩いてる場合じゃなくなった、しっかり捕まってな、アル!」


キャス

(気配は今のところ六つか……中にやばいのが一つ混じってるな。
 半包囲されたようだがなぜ撃ってこない? 増援を待っているのか? )



キャスがアルを抱き上げ突然走り出す。
その行き先はミルクスタンドも兼ねた屋根付きの小さな休憩所。

一行拍手が反映されてるーっ!?
ありえない勢いに思わず吹きましたよ!(汗笑
というか! まじか!? マジでこの展開なんですか!?(爆


というか、アルって誰!?
犬耳メイド服の人は『キャス』というおねーさんなんですよね。
……なんか、どっかで聞いたような名前の略称で非常に嫌な予感がするのですが……(涙
でもほら、女の子なんですよね女の子
オレは男ですし、大丈夫(安堵


永遠の二十四歳……。
これを見た時、思い出したのは『永遠の十九歳』さんや、
『永遠に二十九歳』さんです(笑
兄貴は『に』というところにこだわりを持っているようなのでそう表記しました。
なんというか……こういう台詞をぽんと出せる方は素敵だと思います(笑
オレは永遠者じゃありませんから……時間の経過とともにショタも失われる運命。


そういえば。
この拍手を貰った時、キャスの姿でぱっと思いついたのが、
きすけさんのところの『梳乃お姉様』でした(笑
これを梳乃お姉様の中の人に言ってみたところ、
「それは無い(´Д`)y ̄~」と自信たっぷりに仰っていたのですが。
きすけさん的にはどうですか?
梳乃お姉様に脳内変換してOK?(微笑