割と取り乱しましたが(汗笑

拍手レス、及び泉の精拍手の掲載、行ってみようと思います。



>ヒゲ最強…∀は二つ存在する小説版の、両方を読破したほど好きです。
>オリジナルのターンXは人型超光速星間戦闘機に違いない、とか脳内設定作って遊んでたなぁ。
>お話変わって…>大学 私が通学したのは二十歳の時、聴講生としてでした。
>今から高校の授業内容やり直す気力無いよ! とか、仕事と同時じゃ体力保たねっす…だなんて
>私みたいなタイプの人間で、知識欲に燃えている方にはオススメです。
>ただしデメリットもありまして…教授がクソだとか、講義の内容が薄かったりするという災難に
>遭った場合の精神ダメージが馬鹿になりません。かぁ〜ねぇ〜返せ〜…ってカンジで。(苦笑)
>バイトの給料から作った貯金を授業料につぎこんでいた為、さすがにバーサークしかけました。
>ま、何事も事前の情報収集が肝要、やってやりすぎることはない、と。 by熾彦

おおっ! 同志よ!!w
ターンエーは本来、惑星規模での破壊行為が可能なトンデモ機だと聞いた事があります。
というか、主人公の彼が独特な雰囲気で好きでした。折り紙つきの好青年。
ガンダムの主人公にしては非常に珍しいことです(鬼


ふむ……初めて聞きました<聴講生
こんな制度があるんですねぇ……面白そうw
あー、やっぱり大学に行こうかなぁ。選択肢の一つに加えてもいいかな?


ガンハザードというより、既にMGSの領域に入ってるプレイですね(笑/フル生身
主人公のアルベルトは天才的なヴァンツァー乗りですが、
生身で戦っても強いということですか……(笑

今日の泉の精拍手

泉の精達がいる日々:『再会する人達は……』

妖精の叫びをあっさりと無視した女性は手に持っていた巨大なアルミケースを地面に置き、
慣れた手つきで解錠コードを打ち込んでケースのロックを解除する。


ケースには中央に大きな球体が一個、
その周囲を取り囲むように一回り小さな球体が十二個収められていた。


妖精

「ハウンドはともかくなんで石頭まで入ってるのよ?」

長身の女性

「別に照れなくてもいいのに……。
 ケロちゃん、愛しのハニーが目の前よ。」

Kerberos:Booting... 
          Selfchecking Now...
          All System OK.
          Checking Multipurpose Auxiliary Equipment...
          Found Type X-02A Advanced Hound Unit #1 to #12.
          All Hound under the Command by Kerberos.


ケースの中から小さな球体が浮かび上がり、
子犬がじゃれつくように妖精の周りを飛び始める。


小さな球体

『わうっ!』×12

妖精

「ちょっ、やめてっ! くすぐったいってばっ!!」



それに隠れるように三本の触角のようなものがついた大きな方の球体が
ゆっくりと浮かび上がり、妖精の正面へと動く。


大きな球体

『久しぶりだね、マイハニー。 子犬と戯れる君の姿は相変わらず美しい。』

妖精

「気持ち悪いからそういう呼び方はやめてって言ってるでしょうが、この石頭っ!」

大きな球体

『親父さんはこれで完璧だと言っていたのだがどこかおかしかったか?』

妖精

「教えを請う相手が間違ってるわよっ!
 それよりあんたのその石頭はちょっとは柔らかくなったんでしょうね?」

大きな球体

『我々の役目は自らを盾としてでも君を守ることだ。
 盾は頑丈でなくては役に立たない。』

妖精

「じゃあどれだけ硬いか今から試してあげるわよっ!」



回し蹴りを放った妖精の足を器用に触角が絡め取り、逆さ吊りにしてしまう。


妖精

「放しなさいよ、莫迦!」

大きな球体

『では、仰せのままに。』



球体の上部に丸い穴が開き、くるんと半回転させられた妖精が足から穴に吸い込まれる。


妖精

「きゃっ! いきなり放すなっ!」



内部にあったシートに叩き付けられた妖精が文句を言う。


大きな球体

『シートの座り心地はどうかね? 以前の君のサイズに合わせて完璧に調整してある。』

妖精

「……。」

大きな球体

『早く座り給え。 
 一応固定しないと慣性制御を超えた戦闘機動時に内部で転げ回ることになる。
 危険だ。』

妖精

「……。」

大きな球体

『何か不都合でもあるのか?』

妖精

「おしりがきついのよっ!」



若干、頬を赤らめた妖精が叫ぶ。


大きな球体

『そうならそうと早く言いたまえ。 再調整する。
 そういえば試作型には成長因子が組み込まれていたのだったな。
 以前のデータ似合わないのは当然だ、申し訳ない。』

妖精

「ん、これでいいわ。」

大きな球体

『バストよりもウエストとヒップのサイズの上昇率が高いのだな。』

妖精

「何か文句でもあるの?」

大きな球体

『おしりが大きいのは安産型と言ってお産が楽で丈夫な子が生まれるそうだ。
 全く問題ない、むしろ誇るべきことだ。』

妖精

「誰の子を産むってのよっ! 全然変わって無いじゃないのよ、この石頭っ!!」



大きな球体の表面が激しく明滅し、ふらふらと不安定気味に空中に漂う。


ハウンドという名称らしい小さな球体は
いつの間にか長身の女性の後ろに隠れるように移動している。


長身の女性

ケロちゃん、大丈夫?」

Kerberos:... no response.
Kerberos(SubUint#1):respond.  
小さな球体『ハウンド』ののうちの一つ

『メインユニットは現在、搭乗者との意志の疎通を確保するために
 すべてのパワーを振り向けているため応答できません。
 サブユニットが目標の監視および観測データリンクを実行します。
 問題があればメインユニットに応答を求めますがどうしますか。』

長身の女性

「いいわ、そのままやって。
 久しぶりに会ったんだから積もる話がたくさんあるんでしょう。」

ハウンド

『了解、サブユニットが監視を実行します。』

Kerberos(SubUint#1):All Hound under the Command by Kerberos(SubUint#1)
                     Observation Data Link-up to
                     Queen; Electric#1; Rifle#1; Assault#1.
                     Data Transfer Beginning.
                     Cloaking Device On.


大きな球体の不安定な動きが収まり、
その周りに十二個の小さな球体が正二十面体を形作るように配列していく。
そして、その姿が一瞬揺らぐとふっと消えたように見えなくなる。


泉の精

「え? あの……あれ。」



泉の精が球体が消え去った空間を指さして声を震わせる。


長身の女性

「大丈夫よ、見えなくなっただけでちゃんといるから。
 さてと、あなたはどうしようかしら。 そのままついて行ったら気付かれるわ。
 あ、自己紹介がまだだったわね。 私は……。」

一気にSF色を強めたような気がします、今回の拍手シリーズ!w
なんというか……お姉さんや年上系の人たちも、
生まれながらにしてお姉さんとして生まれてきたわけではなく。
特に妖精は、過去――『追いかけるもの』としての立場のもあったわけで……。
その頃を知っているユニット達なのかな?


この新ユニット『ケルベロス』。
形式としては、12個の球体『ハウンド』を、
触角のついた大きな球体『ケルベロス』が統括しているという感じでしょうか。
ケルベロスが親機、ハウンドが子機と。


しかし「成長因子」とは……。
彼女を創造した文明ってどこまで発展してるんでしょうか(笑
プロトタイプなのか……しっかし、ここまで取り乱した妖精の姿は初めて見ます。
可愛い(笑


そして完全に置いてきぼりな泉の精がもっと可愛い(爆