やっぱり

たまには、兄貴と話すように。
真面目に「文章」でじっくりと話し込みたい時がある。
オレの本分は「文章屋」だから。


同じ、『貫く作り手』として。
例えばgunaさんの様な音屋さんや、みさきさんのようなデベロッパー。
表現の手段の異なる人達との交流も、勿論楽しいし、新鮮なのだけれど。


たまには、自分と同じ、生来の質が『文章屋』である人と。
文章というものに、真摯に打ち込んでいる人達と。
真剣に話し込みたいことだってある。


何時ぞや、IRCzanさんEVEさんと三人で話した時は本当に楽しかった。
夕凪緋雲さん兄貴と話している時も、正直に楽しい。


拍手の、所謂『ネタ師』と呼ばれる人達も。
みんな共通して、自分のことを過小評価する人ばかりだけれど(笑)、
かつてネタ師として暗躍した事もある自分だから判る。


この人達も、自分の描く文章に対して、真正面を向いてる。
『真摯』っていうのは、何も、重厚な文章を描くからでも、連載をしてるから真摯っていうことじゃない。


この人達とメールをやり取りしたり、レスをしたりするのも、やはり心がわくわくする。


今度こそ、この灯火を消さぬように。
――同じように道に迷った、誰かの心の灯を灯せるように。
この右腕を突き出して。


さあ――執筆を始めよう。