ごっつりとネタ拍手が届きましたw
日によって拍手の投下数が段違いなのがなんともw

『鏡よ、鏡』:汝、問いかけし者は

朝、昨日の夜更かしがたたってか眠気の抜けきれない頭を抱えつつ洗面所へ向かう。
眠気を洗い流すようにジャバジャバと顔に冷水をかけ、タオルで拭う。


さっぱりとした顔が写るはずの鏡にはなぜか見知らぬ顔が一つ。


たっぷり五秒、鏡の中の顔と見つめ合い、後ろを振り返る。
当然の如く、誰もいない。
振り返ると鏡の中には先ほど同じ顔。


まだ寝ぼけているのかと思い、さっきより長めに顔を洗い、タオルで拭う。
それでも鏡の中には先ほどと同じ顔。


たっぷり五秒、鏡の中の顔と見つめ合い、相手がつぶやく。


『あなた、驚かないのね。』
「変な物は見慣れているし、多少の事だったらびくともしないくらいには耐性がついてる。」
『変な物とは失礼ね、でも化け物って言われるよりはいいかな。』
「こんなに可愛い子を化け物なんて言う奴はどうかしてる。」
『お、おだてても何も出ないんだから。』
「思ったことを素直に言っただけだが。」
『な、な、な、ホントに何も出ないわよ!』
「出さなくていいから早く用件を済ましてくれ。」


『……なんか調子狂うわね。あー、こほん。
 あなたの知りたいことはなあに? 何でも答えてあげるわ。』


「……。」


『ねぇ、こうときに言う定番の台詞があるでしょ?』
「まさかとは思うが。」
『そう、それ。』
「女の子ならともかく男が鏡に向かって……とか言うのはだな、その……。」
『女の子ならいいの?』
「男が言うよりはな。」
『そっか。それじゃ、さっきのお礼もかねて特別サービスしちゃうね。』
「変な物ならお断りだぞ。」


『汝を写す逆しまの境界よ、幾多の世界を覗く境界よ、今ひとたびの在り方を我が前に示せ。』


鏡の表面に波紋が広がり徐々に輝き始める。
「大丈夫なのか?」
鏡から爆発するように水飛沫と光があふれ一瞬、何も見えなくなる。
「やれやれ、やっぱりただでは済まなかったか。辺り一面水浸しじゃないか。
 最後に不穏なことを言っていたような気がするが被害がこれならまだかわいいほうか。」
三度濡れた顔をびしょびしょになったタオルで拭い一言を文句を言おうと鏡に向き合う。


だが、鏡には先ほどの少女は既に写っていなかった。
替わりにどこかで見たような顔立ちの少女が不機嫌な表情でこちらを覗き込んでいる。


「また別のが来たのか、今度は……。」


自分が喋るのにあわせて相手も口を開くが声は聞こえてこない。それが意味することは……。
三十秒ほど鏡を見つめて鏡に映った姿が自分の姿であると気付く。


「なにぃーーーー!!!」


鈴の音を転がすような可愛い声で絶叫が響く。

>(今回『は』ショタはなし。弄られるのは変わってませんがいかがですか?)
ギャ━━━(・∀・)━━━ス!!
ギャ━━━(・∀・)━━━ス!!ギャ━━━(・∀・)━━━ス!!ギャ━━━(・∀・)━━━ス!!

鏡の精さんの拍手が第二段来たのは嬉しいのですが。
ですがよりによって女装……いや違う!?
女性化ネタかよ!?(愕然
まさしく「なにぃーーーー!!!」


……とりあえず、まとめ掲載確定です_| ̄|●|||

今日の東方連撃夢こと連さん

>月姫、空境からすでにあの人の鬼才は目に見えてましたからねぇ…
>既にほぼ完全に形成された世界の物語だからクオリティ高すぎですよアレ
>…ごく個人的に言わせて貰えば、セイバー好きです。ビバ王様。
>「やはりあなたはそういう方向へいくんですね…」
>当然!俺はネタと恋に生きるイノシシヘッドですよ!!
>北に綺麗なおねーさんあれば、行って口説いてアッパーカットを貰い!
>南に可愛いおねーさんあれば、行って口説いて張り手を貰う!
>「成功確率は0なんですか」
>………へぐぅ。つっこみ厳しいよ●●さん…

マジで連さんが他人とは思えず(笑
オレもかなりつんけんに扱われたりしたもので(笑
イノシシヘッドというより、もう神風特攻ですよ(涙
なんというか、もう正しく因果の逆転なんですよね。
悪意を抱かれることは前提で、そのための行動は何をとっても変わらない……
何だか言ってて悲しくなってきた_| ̄|●|||


そしてそんな連さんにはテイルズ・オブ・レジェンディアを薦めます。
169でミストさんという高レベルおねーさんを生み出したzanさんから薦められたのですが。
グリューネというキャラから、凄まじいおねーさんレベルを感じられるそうですw
「些細なことは、気にしないでおきましょう?
 だって、些細なことですもの」

フィィィィィィッシュ!!(笑