コードギアス 反逆のルルーシュ


コードギアス 反逆のルルーシュ

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ルルーシュ

「条件が同じならば! 負けはしなかった!!」

C.C.

「負け惜しみだな。それだけの条件を揃えるのも『力』のうちだ」

ルルーシュ

「だったら揃えてやるさ……」


ルルーシュ

ブリタニアに負けない、俺の軍を……人を……国を!!」

第七話。
いつか来るとは思ってましたが『負け戦』のお話です。


というか、ブリタニア皇帝の怪演は凄まじいものがありますな(笑
若本さんがあまりにも「ぶるぅああああ!!」的勢いで、その割にシリアスに演じるので、
笑いを通り越してカリスマ性が漂ってしまっています(笑


死去したクロヴィスに変わってエリア11の統治者となった第二皇女・コーネリア。
ゼロを誘き寄せるためだけに、テロリストが潜伏していても放置していた埼玉ゲットーを包囲し、
新宿の時と同じ状況を作り出してテレビ放映・挑発に乗り出すわけですが……。
当然ながらルルーシュはその挑発に乗る形で新宿に侵入。現地のテロリストを使って戦闘に突入します。


最初は新宿の時同様、勝利していたルルーシュ達。
じきにコーネリアは全軍を撤退させ、奪ったサザーランドで後退する軍に紛れるルルーシュ
この時にはもう、勝利をほぼ確信していたわけですが……。
テロリストたちに与えたサザーランドのうちの一機の識別信号を回復。
ルルーシュが囮目的として動かしたこの『駒』に対し、コーネリアは親衛隊に出撃を命令。
そのまま――機体の中身も確認せずに『撃墜』するという手段に出ます。


所詮は仮初の協定。
一度崩れてしまえば、ギアスを使ったわけでもないゼロに心底命をかけて従う面子などいるはずもなく、
指示に従わずに逃亡するもの、投降しようとするもの、あるいは別の獲物を狙おうとして潰されるもの……。
あっさりと瓦解する布陣。
さらにコーネリアはそのまま、後退したサザーランドの搭乗者全員に機体から降り、素顔を現すよう命令。


駒が無ければ、キングという駒はポーン並の性能しか持たないのがチェスというゲーム。
必死になって現状を打破するための手段を考案するルルーシュ君の焦りぶりと空回り振りがなんとも(笑
結果として、現場に現れたC.C.の咄嗟の機転で九死に一生を得ましたが……。


滑稽で無様な、おそらく彼としては屈辱的な敗北と逃走でした。


まあ、軍隊とテロリスト。
組織としての『質』は言うまでも無く、キングに対する忠誠の度合いも違いすぎますからねぇ……(笑
すっかり敗軍の将として泥をつけられてしまった彼が、次の話以降はどのような『手』を打つのか楽しみです♪