『大鷲の誓い』感想

一言で言うなら『ご馳走様でした』と。


いやぁ……非常に面白かったです。
一冊の本を読んで、満腹感さえ感じたのは久しぶりかもしれません。
あと凄いわくわくしました。この方の文章は読んでるとものすごいわくわくするんですよねw


話の感想としては……。
ナシアス怖っ!?w
『大鷲の誓い』と銘打っていながら、ナシアスを中心とした視点から描かれているため、
彼に頻繁にスポットが当っているのですが……いやはや。
思えば本編でも、その柔らかい物腰で常に一歩引いたところにいたために、
この一冊ほど彼に集中して物語が展開した事は無かった。
して、その中身と言えば……。


なんというか、昔シェラが王宮を『変人の集まり』と称していましたが、
ナシアスは決して常識派ではなかったのだなということが良く判りました(笑
というか、リィも舌を巻くような人ですよこの人!?w 凄すぎる……(笑


ともかく。
お勧めの、一冊です。
デルフィニア読み返そうっと……。