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>うふふ、うちの高校はまだ土曜日にバリバリ授業ありますよ
なんと!?w
世間を知らないのはオレだったか……情報提供どうもですw
そして今日も今日とて投稿確認、『散華想』どうぞw
――花びら一片(ひとひら) ぱらりと散った――
○Alfail Another "a day" -散華想- 『一幕二場:通学路』
――選択肢データ『土曜日だから半分学校、半分遊べる♪ 』選択……完了。リスタート。ぼーんぼーん、と壁掛け時計が鐘を鳴らす。
慧音
「む、こんな時間か。アル、そろそろ学校に行こう」
アル
「あーそっか。今日は土曜日だったっけ」
慧音
「……ふふ、寝ぼけてるのなら目覚めのキs」
透香
「はいはいはいはい! 遅刻しますよ!?」
パンパンと手を叩き、出立を促す透香。まあ、気持はわからなくもなかった。
苦笑しつつ、椅子にかけていた紺色のブレザーを手に取り、袖を通す。
簡単に姿見を見て、おかしくないかをチェック。寝癖なし。万全である。
アル
「じゃあ、俺たちは出ますけど……透香さんは?」
透香
「私はもう少ししてから出ます。洗い物はしておきますね」
慧音
「助かります。では、いってきます」
透香
「二人とも、いってらっしゃいませ……」
透香に見送られて、制服姿の二人は家を出た。
目指すは学校。ここから歩いて少しの所にある。
――作業中断。エリアデータ『学校周辺』読み込み……完了。エリア移動。てくてくと、川べりの通学路を歩く。
小学生の集団登校の一段とすれ違った。皆、楽しげに笑っている。
慧音
「ふふ……懐かしいな。アル?」
アル
「え? ああ、うん……」
慧音
「私たちもよくああやって学校に通ったものだな。私にアル、それから……」
?
「おーっす!! アルさんおはー!!」
??
「……時間帯を弁えなさい、貴方は」
後ろからかけられる陽気な声、振り返ると、人影が二つ。
一人はひょろ長い男子生徒。もう一人は背の低い女子生徒。
……慧音の会話にあがっていた、アルとは別の幼馴染二人組みである。
アル
「おはようございます。連さんに映姫さん」
東方 連に四季 映姫。慧音とほぼ同じくらいの付き合いのある二人である。
とはいっても同い年なのは連だけで、映姫はアルと連の一つ下なのだが。
まぁ子供の頃は割と関係なく遊んでいたわけである。
連
「はっはっはー、アルさんは相変わらず丁寧だなぁ」
アル
「まぁ、コレがオレですからね……」
映姫
「連の場合は、爪の垢でも煎じて飲むといいんですが」
連
「むー、映姫さんってば失礼だー。俺も割と紳士ですぞー」
慧音
「……その割には、良く学業をサボっているようだが?」
慧音はクラス委員を務めている。心なしか言い方も委員長チックだ。
さらにいえば映姫は生徒会長。ダブルで偉いさんに起こられてる筈なのだが……
連
「はっはっは。それ位はネタ師の嗜みってもんですな♪」
映姫
「……私がどれだけ先生たちに頭を下げてるか、その頭はちゃんと理解してますか?」
連
「いやあの。カバンを振り上げながらいわないで下さいちゃんと判ってます!!」
映姫
「判ればいいんです」
アル
「なんていうか……変わらないね、二人とも」
慧音
「ああ。三つ子の魂百までとは良くいった物だな……」
二人の喧喧囂囂を苦笑しながら見つめつつ、通学路を行く。
……騒ぎながらだと時間が経つのが早いのかだろうか?
そうこうしてる間に、もう学校の正門が見えてきた。
昇降口で靴を履き替える。ここで一旦慧音とはお別れだ。
慧音は三年生、アルは二年生だからである。映姫も一年生なので同じくここまでとなる。
慧音
「それではな、アル。お昼にはまた会おう」
映姫
「連、くれぐれも大人しくしなさい。いいですね?」
連
「はいはいー……」
アル
「それじゃあ、頑張ってね、二人とも」
そういって別れ、自分の教室へ向かった。教室は二階の階段傍である。
がやがやと騒がしい生徒たちの合間を縫って、自分の席につく。
さぁ、今日は土曜日、午前中で終わるのだが……授業何があったっけ?
――作業中断。選択肢データ読み込み……完了。選択肢表示。
- 現国かな。普通だけど、しっかり受けておこう。
- 体育かぁ……珍しくサボってみようかな? サボるなら屋上がいいかも。
- あ、自習になってる。図書館で本でも読んでくるかな……
気合入れてレス書いてたんですが……。
ごめんなさい、体力が持ちそうにありませんでした_| ̄|●|||
ということで、選択肢は三番でいきます。頭が痛い……;